未記入

やっぱり、思ったほど伝わってないんだな。

そりゃそうだ。

不親切極まりない曖昧模糊な書き方で、理解できる方がどうかしてる。

こんなもん、正答率1%ですよ。

昨日と今日で、二人称が指している人が、何の説明もなく違う人だったり。

読解力だけじゃなくて、私がどういう人間かをよく知っていないと、まず無理。

まぁ、何でもいいや。

若年寄の繰り言は、話半分に聞き流して下さいよ。

・・・。

自分を除く一切の生物が、残らず消滅してしまったらどうする?

厭世的な孤独主義じゃなくても、何も無い世界を望む瞬間だってある。

在る方がいいか、無い方がいいか。

というより、自分なんていう存在は、本当に実在するのか。

昔からずっと、同じ円周を走り続けて来ただけだったな。

「円周率が割り切れるまで、ただ走ってろ」

そう言われて仕方なく走って来た、気付けばそれが人生だった。

意味なんて、初めから何も無いんだね。

自分で理由を書き込んだシールを貼り付けると、それが意味になってくれる。

未記入のシールを眺めて、「つまり、生きる意味とは何なのです?」

問うてばかりいた、今までの自分に気付く。

ペンを執って、自由に書き込んでみよう。

何もまだ始まっていないのに、何かが終わる訳もない。