あれもこれも、持ってはいけない。
思い出だけは、いくらでも持っていけるが。
思い出に浸るのもいいけど、結局は邪魔になるだけかなぁ。
昨日のことでさえ、今の自分には不要なものだ。
毎日々々二度と戻れない旅を続けるのが、人生というもの。
歩く傍から、後ろは消えていく。
淋しさは、きっと気のせいです。
幸せを決めるのは、あれが在ったりこれが無かったりなんて要素じゃないでしょ。
無理に強がる訳でもなく、今の自分で差し支えない。
今日在るこれが、明日には無くなってしまうとしても。
いつか命さえも置いていくのだから、それはそれで受け入れて。
新しい何かを、また見つければいい。
何かを失うということは、別の何かが手に入る余地が生まれるということ。
特定のものだけに執着すると、生きることは途端に苦しくなる。
誰かが欲しがるのなら、寧ろあげてしまえよ。
持ち物が一杯では、欲しいと思った時に逃してしまうかも。