段々と淡々に

苦しみの半分くらいは、執着に因るものだろうか。

絶対に手に入れたい!とか、絶対にこうなって欲しい!といった。

現象を思うままにコントロールしようとすると、色々と無理が生じてしまう。

欲求に対する執着を手放せば、楽になれる・・・最初は難しいかも知れないが。

執着とは、必ず〜は〜でなければ成らないんだ!!という頑迷な信念。

これじゃあ、自分の首を自分で絞め続けるようなもんでしょう。

積極的に苦しみの螺旋に嵌まり込むことから、私はもう降りたいんだ。

そうであってもいいし、そうでなくてもいい・・・という、常に淡々としたメンタリティで在りたいと思っている。

コイントスをして表がでても裏がでても、どちらでもいい。

サイコロを振って1がでても6がでても、どちらでもいい。

善し悪しの評価判断からも、降りる。

常に常に、一番楽な精神状態で在れるように。

起こり得る現象は本来、いつだってニュートラルなのだから。

人間の勝手な決め付けが、中庸にある現象を引っ張り回しているだけ。