言葉の話

某所で、そのフレーズは他人のパクリだ的なことを書いてる奴がいたので、個人的な見解をぶちかましたいと思う。

事の詳細を省きまくってるんでニュアンスを掴み難いかも知れないけど、書く。

あのさ、言葉ってのは全て誰かが考えたものを使っているんだっていう認識はあるのかしらね?僅かでもさ。

ちょっと難しくて知られていない言い回しを使ったからって、それはお前の考えたフレーズじゃない。

それどころか、今こうして書いているこの文章の一つ一つの文字でさえ、遥か昔に誰かが考えたものを体系化して、日本語という壮大なコミュニケーションツールが出来上がっているんだ。

言葉というものは、名もない先人達の努力の結晶なんですよ。解る?

偉そうに、自分だけはオリジナリティのあるフレーズで書いてるとか抜かすな。

コピペのアホ共とはレベルが違うとか、調子に乗るな。

今はネット社会なんで、ネット発祥の言葉も沢山ある訳です。

言葉は生き物だから、これからも増減を繰り返し、先へ進んでいく。

流行の言葉は大勢に使われ、下火になればいつか消える。

ことわざってあるでしょ?あれも、大昔にセンスある誰かが使った言葉が「それ面白いね!」ってことになって、広まり語り継がれ、現在でも残っている訳なんだよ。

いわば、コピペだ。

だから、コピーや人まねを馬鹿にしちゃいけない。

言葉はいつだって、文化の最前線ですから。

全ての言葉はいずれ、詠み人知らずになる。

波打つ血脈の一部となり、言葉は生き続けていく。