君は隣で若菜摘む、君の不幸は僕が摘む

正直、今回の恋に関しては過去の恋愛遍歴とは比べものにならないし、かなり深い魂レベルの相手なんだと言い切っていいと思う。

スピリチュアル的に言うと、ツインソウル。

どうも過去記事に検索をかけたら、ツインソウルという言葉は2008年の時点で知っているみたいなんだよね。ただ、当時はオカルトの延長みたいな感じでスピを捉えていたから、いつか自分の身に本当に起きるとかそういうことは全く思っていなかったし、宝くじ一等レベルの夢みたいな話だと真に受けてはいなかった。

で、ツインソウルを9年ぶりにネット検索してみたら、最近はどうもツインレイと呼んでいるらしい。

厳密にはツインソウルという言葉がなくなった訳ではなくて、魂レベルのランクがいくつかに分かれているらしい。唯一無二の魂の片割れは現在、ツインレイと呼ばれる。

名前を使わないと解りにくいから、仮に若菜さんと呼ぶことにする。もちろん、本名ではない。

初対面の時、光り輝いているようにも思えたけど、初めての職場で極度の緊張状態だったこともあり、実のところ記憶はかなり曖昧。服が黄色かったから?服が黄色いくらいで光り輝いて見えるか?

少なくとも、初対面の時点で好印象なのは間違いない。「あ、可愛い。間違いなく好きなタイプだ」とは思った。ただそれは主に背格好の話で、顔は直視していないとは思う。顔を直視していないのに可愛いと確信するとは一体?実のところ、そのあとに何回か一緒に仕事をしたのに、顔に関する記憶が特に薄い。正直、顔がよく思い出せない。顔が思い出せないのに、ずっと好きで仕方なかった。今も。

二人きりで話をしてよく解ったけど、この人は本当に自分にとって自然な人だと思った。最初から家族みたいな感じで、自分にもし妹がいたらこんな感じなんじゃないかと思った。もしくは娘って感じ。年は向こうが5歳くらい下のはずでそんなに離れている訳じゃないんだけど、もしも自分に娘がいて大きくなったら、こんな感じに成長するんじゃないかみたいな感覚。

ツインレイってのは魂の双子ってことなんだけど、双子の妹みたいにも感じる。私は昔から一貫して年下の女の子しか恋愛対象にならないので、その辺に自分の過去世からのカルマがあるように思える。過去の恋愛遍歴から考えても、やはり5歳前後の年が離れた女の子とばかりあれやこれやがありました。全て最悪の結末を迎えたけどね。そんな訳で5年以上は恋愛を休んでいますし、結婚願望もほんの少し前まで完全にゼロでした。

初めて一緒に外回りの仕事をした時、先方に「この人、奥さん?」って言われたけど、あれはもう一人同行していた先輩男性に対しての発言だととるのが無難だが、実際の所はよく解らない。本当に自分は若菜さんと似た空気感を持っているなと思ったけど、それは他人から見てもそう感じるものなんだろうか?夫婦の顔や雰囲気が似ているのは、そもそも魂が近いからそうなるのだろうか?

もし自分が女として生まれていたら・・・と考えると、若菜さんみたいな感じになったようにも思える。とにかく色んな部分に自分と同じ要素を感じる。頑張って話してはいるけど、どことなく陰を感じるような女の子。でも明るさもちゃんと持っているから、やっぱり自分と瓜二つ。

最終日に二人だけで作業をした時、すごくグイグイ質問をしてくるなとは思ったけど、そういう質問上手・聞き上手なところも自分によく似ていると思う。もしいつかまた出会えることがあったら、今度は彼女の話をたくさん聞きたい。

彼女の名前についてだが、座席表を貰った時点で面食らった。何しろ、苗字も名前も、自分にとって因縁深いものであったからだ。同じ苗字の男と、同じ名前の女(読みは同じだが漢字が違う)がかつての職場におり、正直今でもぶち殺したいくらいに憎んでいるのだが、その辺もやはりカルマというか、彼女と共に人生を歩むことになった場合、その名前と自分は一生付き合うことになるのだ。君の名を呼ぶたびに、僕は自分の中のカルマと向き合うことになる。まぁ、名前の漢字が違うだけマシだろうか。読み方は同じだけど、その響き自体を嫌悪している訳ではないし、割と好きだ。呼びやすいし。

最終日に二人だけで作業した制作物が、今も日本のどこかにある。

細かいシンクロニシティについて列挙するのは枚挙に暇がないので省くけど、色々と縁の深さを感じることはあった。今も色々と気付いている段階。

いつも通る道で見上げていたあれが、若菜さんの仕事だったとはな・・・別のあれも地元にある。今回の職場に研修に行くことになったのはそもそも自分がそれを元から知っていて、しかも何故かそれについて好意すら抱いていたから。よく解らないが前から好きだった。よもや、その制作に携わった人が彼女その人だったとは。

縁あってその職場に行き、縁の深い人に出会う。他の社員もいい人だったし、はっきり言って必然性しか感じなかった。もっと言えば、今年の1月の時点で人生のレールが切り替わったかのように、たくさんの必然性を感じる出来事があった。諦めムードだった僕に、一筋の光が差した。それは事実。

そんでまぁ、自分が職場を去ることも規定路線だったんだなぁって感じ。最終日前日に起きた母親との大喧嘩。ぶっちゃけあそこで自分の人生が終了になっていた可能性すらあった。もうマジで今度こそ自殺してやるかと思ったけど、でも明日ちゃんと最終日を終えてからだなって切り替えることが出来るほどあの職場は特別な何かがあった。主には若菜さんですけど(笑)んで、今のところ自殺もしないで何とか済んでるしさ。結局、自殺できるかも既定路線で自由意志なんか何一つないのかもね?

最終日の少しあとで僕は三十路の誕生日を迎え、一ヶ月近く経った今も、若菜さんのことをずっと忘れられずにいる。

コレ読んでる人で何オカルトや宗教やスピリチュアルにかぶれてんだと思う人は一杯いると思うんだけどさ、君も体験すれば解るよ。普通の恋愛とは全く違う感覚になる。どんどん自分が違う人間になっていく実感がある。ハートチャクラってのが開かれていくらしい。

最初にツインレイって書いたけど、本当にツインレイかどうかは解らない。ただ少なくとも自分にとってかなり縁の深い魂なのは間違いない。ちなみに、君の名は。って映画はツインレイを表現しているらしいですよ、見てないけど。ラッドが好きだからサントラは買ったけどね。ボーカル曲はみんなバリバリにスピリチュアルな歌詞だよ、前前前世とかタイトルの時点で超露骨だけどねw前世だよ前世wすごい時代になりましたね。寧ろ、江戸時代くらいの感覚に戻ったともいえる。昔の人は嘘ばっかついてたと思うか?まぁ、思うなら別にいいけど。

若菜さんがツインレイだろうが、ツインフレイムだろうが、ツインソウルだろうが、何でもいいよ別に。ただのソウルメイトでも。そもそも君はただの女の子だし、こっちの一方的なジャッジなんて関係ない。

僕はただ君に幸せになって欲しいだけです。