ミスチルの曲でSignというのがあって、“似てるけど、どこか違う。だけど同じ匂い。身体でも心でもなく愛している”という歌詞の意味がずっとよく解らなかったんだけど、この部分を魂に置き換えてみると、急激に理解が進んだ。
桜井和寿は昔から歌詞がスピリチュアル的っていう評価を受けている人だし、君の名は。というバリバリにスピな映画が流行ったのも、ある意味では必然的というか、目に見えない真理というのが公然となりつつある時代なのかなって思う。
現代の僕らは科学を武器に、何でも解ったような気になっている訳ですけど、宇宙の深遠さを思えば、大海の水をスプーンで掬った程度のことしか理解できてなどいない。そういう謙虚さが必要なんです。
やっぱり自分はもう、元のラインには戻れない。
まぁ、戻る必要性なんて欠片もないほどカスみたいな人生だったから別にいいんだけどさ。
失うものはないし、守るべきものもない。
別に、いつ死んだって構わない。
執着もしがらみもない。
こうであるべき論も社会的な常識も私を縛れない。
だからこそ素直な気持ちで好きな人に好きだと伝えられる訳です。