燃え盛る業火の谷間

車の右側後部座席に座っている俺に対して、助手席に座っているあの子が何で中央付近に置いてあるジャンプを取ってくれって言ったのかと思ったけど、助手席から下に置いてあるジャンプを取ろうとすると、屈むことで必然的に俺の眼前で胸の谷間を晒すことになるから、あえて俺に取ってくださいって言ったんだろうな。少し前の作業中に彼女が屈んだ時、思いっ切り胸の谷間を見ちゃったからな。別に見ようと思って見た訳じゃない。というかあんなに巨乳だった事実にそもそも気づいてなかった。こっちはその時に個人的な事情を山ほど抱え込んでたからな。そんな余裕はないんだ。気まずいからすぐに視線はそらしたけど、あれは完全に気づかれてますね。

作業中に10分休憩入れましょうって言われた時も、俺はただトイレに行ければそれで良かったから戻ってきてすぐにもう休憩大丈夫ですって言っちゃったけど、ほんとはあの子の方がトイレに行きたかったんだろうな。慌ただしく私も休憩もらいますって言って早々と戻ってきたし。トイレに行くって思われたくないから自席で休憩とってくださいって言ったんだろうな。こういう時に限ってすぐに作業を再開しましょうとか言っちゃう俺の間の悪さよ。

マジであれから一年以上経つのに、あの子のネタいくつあんねん。何度も書くけど、俺はあの子と合計で数時間しか会ってない。今日の話は一番アレな話だから最後の最後までしなかった奴。アップせずにお蔵入りする可能性もあった。それでも彼女が何かの間違いでこのブログに辿り着いてしまった時、やっぱり俺だって解って欲しいから全部書く。もはや恥も外聞もないのである。俺は君が好きだ。

もう諦めて気持ちを断ち切るしかないって言ってブログ名まで変更したのに、一発目の記事がまたあの子ネタだもんな。笑うしかないわ。こんなに人を好きになれるもんなんですね。初めて知りました。ほんと、寝ても覚めてもブログでもだわ。こりゃまたブログ名を変更して、今度は「このお花がいいの!」とかになるんじゃないだろうな。