海のものとも山のものとも

最近になって気づいたんだが、俺の人生に関わってきた女は名前に山関係(植物)のものと、海関係(水)のものがつく奴らが多い。そして俺が好ましく思う方に山関係が多く、嫌いな方に海関係が多いのだ。

山→若菜さん、マコ、月さん。

海→イブ、禍根の女。

海のものとも山のものともつかぬ→リト。

リトだけ未分類で笑うわ。ほんとこいつは謎だったな。今会っても普通に話をするんだろうけど、別にお互いそれ以上仲良くなる気もないだろうな。一番本気になりにくい。イブみたいな女は振り子が逆に振り切れた時、一気に大好きになることも有り得る。ある意味、初めて結婚まで意識した女でもある。違う世界線の中で僕らは結婚した未来もあったのかも知れません。

さて当方ですが、自分も山の人間です。山男です。でも現実で好きなのは山じゃなくて海なんだよねぇ。不思議だよねぇ。山に魅力を感じたことがない。いつも俺は美しい海を見たくなる。綺麗な海に感動したい。海に沈む夕陽や、海から昇る朝陽に感激したい。心はいつも海を求めてる。マコの瞳を見つめる時、俺はそこに深い海と同じ安らぎを覚える。

心はいつも誰かを求めてる。それは海にいるのでしょうか?それとも山にいるのでしょうか?それ以外でしょうか?

待ち人よ、君は今どこにいる。