here comes my love

ミスチルの新曲、ドラマの主題歌だとすぐ配信かよ。お伽話とこころも配信してくれよ。シングルCDにしろとまでは言わないからさ。本当のファンは価格が2倍だろうが3倍だろうが買うんですよどうせ。頼むから何らかの形で早く音源化して欲しいのよ。お伽話とこころが配信されないせいで、聴きたいと思うたんびにDVDを再生しなきゃならない毎日ですよ。まぁ、映像は映像で新しい発見があったりするから、それはそれでいいんだけどさ。でも早くiPodに入れて外でも聴きたいんだよ。

here comes my loveって、直訳すると私の愛がここに来るみたいな感じになるんだろうけど、ドラマが妊活の話だから・・・まぁ、そういうことなんだろうね。“君に辿り着けるように”とか、“いつかきっと僕ら辿り着けるよね”って歌詞も・・・多分そういう意味なんだろうね。海に関する例え話も歌詞の中に沢山でてくるけど、女体は昔から海に例えられますもんねぇ。

桜井はいつも歌詞はリスナーに好きに解釈して欲しいってスタンスだから、今回も別に自由に解釈していいと思うんだけどね。ドラマに関する情報を一切入れなければ、私も全く違う感想を抱いたであろうし。別にドラマを見る気もなかったんだけど、まさかこんなに早く配信が始まるとは思ってなかったから、律儀に最後まで見ちゃったよ。録画とはいえ。お世辞にも面白いドラマとは言えないけど、当然のように最後で流れるからさ曲が。最初で流れたらドラマ自体に興味ないミスチルファンはチャンネル変えちゃうだろうしねw

この曲、出だしがまず強烈なんだよな。“破り捨てようかな。いやはじめから、なかったものって思おうかな?拾い集めた淡い希望も、一度ゴミ箱に捨て”っていう凄い歌い出し。まず思ったのは、やっぱり自分自身の恋愛のことで、最近ほとんどこの歌詞と同じことを思ってたし、だから最初に破り捨てようかなってフレーズを聴いた時は衝撃的だった。

自分の人生について、絶対に叶わないことを願うのはどうしたって愚かなことで。恋愛、ましてや結婚、あわよくば子供なんて、どこまで願っていいことなのか。絶対に叶わないことで自分の人生がこれ以上振り回される必要があるのかとか。もう苦しまなくていいだろうって思ってるしさ。

こんなゴミクズ以下の反吐のような人生でなければ、もう少し多くのことを望んでもいいんだろうし、普通の人たちはそれらが当たり前のように叶うんだろうけど、私はそうじゃないから。そんなウルトライージーモードの人生なんかじゃなかったから。少なくとも今までの30年に関して言えば。これからどんどん年を取っていくのに、今より楽な人生になる訳がないのであって、そんな過酷な人生に好きな人を巻き込んでいいのかという思いも正直ある。結婚して自分が苦しむのはいい。でも大切な人に自分のせいで苦しい思いはして欲しくない。ましてや自分の子供には。

だからもうこのまんま、雨ニモマケズのデクノボーのような感じで残りの人生を消化試合として生きて、そんで死ねればいいんじゃないかとも思ってる。褒められもせず、苦にもされず、いつも静かに笑っていられるのであれば。

here comes my love

愛はどこから来て、どこへ行くのか。