恋の終わらせ方を誰も知りはしない

知っているのは人生の終わらせ方だけ・・・などと言ったところで、今日もまた終わらせる勇気などない。

結局、産まれることを選べなかったように、いつか死ぬ時を選べやしないように、生きている間のすべても決定事項に過ぎないのではないか・・・とも思う。

願い事は何一つ叶わない。

人間なんてちっぽけなものだ。

こんなに人生が苦しいのであれば、産まれてくるべきではなかった。

君が今そばにいても、この苦しみが消える訳じゃないだろう。

もし、苦しみのすべてが雲散霧消するというのなら話は別だが。

この苦しみが初めからなかったかのように消え失せるなら、地の果てまでも君を追い求めるだろう。

愛の終わらせ方は神ですら知らない。