32歳のデイトリッパー

村上春樹の『カンガルー日和』を読了。

例によって2度目の短編集である。

村上春樹の小説はこんなに自由でいいのかと思う。いちおう純文学だと思って読んでいるけど、もはや『村上春樹』っていうジャンルなんだと思ってる。ずっと前からだけどね。

18歳に戻りたいか。戻りたくない、絶対に。年を取るというのはある意味では救いでもある。時は平等というのはね、みんな等しく死ぬという意味なんだ。そりゃ、早い遅いはあるけども、そんなもん宇宙的な観点から見れば誤差みたいなもんだ。

まぁ、難しいことは明日にパスして、今を楽しもうじゃないか。

そんな訳で、32歳のデイトリッパーは今日も素面でぶっ飛んでる。

かっ飛んでるあのボールのように、どこまでも遠くにいこう。