カンガルー日和

カンガルー日和を読み終わった。

もう、だからなんやねん。

カンガルーの赤ちゃんを見に行く日をずっと待ち続けて、今日だ!と思った日に彼女と動物園に行く。

赤ちゃんは思ったよりも成長していて、お母さんのふくろの中に入っていない。

彼女はふてくされる。

彼女にアイスだのホットドッグだのを買っているうちに、赤ちゃんはお母さんのふくろの中に入って彼女は大歓び。

彼女は「マレー熊でも見に行かない?」

「いいね」と僕は答える。

ー完ー

なお、原文ではマレー熊ではなくビールだったはず。

大人がビールを飲みたい時のテンションが子供には伝わらないと思って、マレー熊にしたのだろう。

ほんと、俺のあらすじだけを読むと全くおもしろくなさそうだな。

これが本当におもしろいのかと問い詰められると、うーんである。

これが本当につまらないのかと問い詰められても、うーんである。

おもしろいってなんだよ(哲学)

村上春樹っていうブランドで許されている感はある。

これが無名の作家だったらどういう評価を受けるか?

次は怪談話か。

今年もまた暑い夏が。