俺はべつに解離性同一性障害ではないんです。
でも文章を書いていると、性別も年齢もどんどん切り替わっていく。
世界で俺だけの文体になる。
基本的に34歳の男以外の文章は詩なんですけどね。
もはや詩なんだか俺なんだか解らないという。
詩ってなんだっけ状態。
息をするように詩を書く。
もういいんじゃないかなそれで。
アウトプットされるということは、どこかでインプットしたのです。
それを表現したかったのです。
心は一つしかないのに。
いろんな人間たちがまるで共同生活するかのように集まってくる。
家主は俺。
俺の言うことは絶対です。
どうも好き勝手にあれこれ言うらしい。
だから俺も今や好きにさせてる。
みんな詩を書くのが好きだから。
俺も負けじと詩を書く。
それが俺の世界観。
俺のワールド。
理解不能な絶海の孤島に。
ようこそ。