機関車

絵を描く才能も凄いけど、金がかかるじゃんって書こうと思ったけど。

今やパソコンでもタブレットでも絵が描ける時代か。

そっか。

絵筆も絵の具もキャンバスもいらないんだ。

でもなんか味気ないな。

小説を原稿用紙に万年筆で書かないのは味気ないって言っているのと同じなのかな。

時代が変われば様式も変わる。

俺は何が書きたかったって、文章を書くのに一円もかからないって書きたかったの。

パソコン、タブレットスマホ、絵を描くのと同じようなもんだったわ。

なんらかのネットに繋がるツールがあれば、それで事足りる。

俺はネットとブログがなければ、絶対に引きこもりになれなかったわ。

死ぬほど時間を持て余す。

本も昔ほどは読めない。

少しずつリハビリ中。

書くことだけはできる。

神様も何か一個だけは才能をくれるんだな。

一円にもならないが「ブログを書く」才能だけはある。

小説を書く才能はない。

小論文は得意な方(たぶん)

ザックリと文章を書くのは得意だけど、ブログが自由すぎて。

無限に広がるまっ白な世界をどこまでも走っていける。

限界はない。

子供に戻れる。

あのただ走っているだけで幸福だった時代に帰れる。

俺にはブログがある。

ありがたい。

文法を守らなくてもいい。

センテンスの改行がメチャクチャでもいい。

すべて許される。

俺は今も走っている。

16年ずっと走っている。

止まることを忘れた、機関車のように。