300冊以上マンガを捨てた熾烈な生き残りゲームで勝ち残った、ムーたち。
久々に読み返したけど、やっぱりおもしろいね。
榎本俊二はエログロナンセンスばっかりだけど、これは一切エロくないしグロくない。
ママは可愛くてエロいけど(個人の感想です)
ナンセンスすぎるが故に、センスの塊でもあるのだが。
紙の本が場所を取るなら、電子書籍で買えばいいじゃないという当たり前の結論に至ったのだが、そういう単純な話でもないんだよな。
俺は本が大好きだ。
紙の本が大好きだ。
ページをめくるのが大好きだ。
情報を得るだけなら、電子書籍でもいいだろう。
だが、フィクションの作品となると訳が違う。
違うんだよ。
俺が紙で読む最後になっても違うんだよ。
どうしても現物が手に入らなくて買った、ギャラクシー銀座を電子書籍で読んでいるけど。
ホラーだろ。
一応ギャグマンガなのかも知れないけど。
ホラーだろ。
ユーモアとホラーって紙一重だから。
ムーたちにも怖い話がある。
シュールはホラーでもある。
意味が解らないから。
人は意味の解らないものに恐怖を感じる。
ゾクゾクする。
ユーモアは受け入れる。
エログロナンセンスも受け入れる。
我々は、ユーモアのことを1%でも理解できているのだろうか。