ちむどんどんの話。

ヒロインがヤクザに渡した200万は返ってこず、代わりに博夫と良子が海外旅行のために貯めていた200万を、開店費用としてヒロインに送ってくれることになった。

兄貴は、今度こそ地道に働くことを土下座して誓うが……。

ヒロインはフォンターナに別れを告げ、新しい日々が始まろうとしていた。

つづく。

ヒロインが泣くほどいい子なんだよなぁ。

あんなアホ兄貴のために、コツコツ貯めてきたお金を全部失うとは。

博夫はヒロインにお金を送ることをすぐに決める。

自分と良子が結婚できたのは、兄貴のおかげだからと。

善人しかいないのかよ。

俺の家は家族の絆もへったくれもないからな。

うらやましいけど。

愛すれば愛するほど、別れが辛いでしょう。

だから、大切な人は少なくていいんだ。

孤独の利点は、大切な人が死んで泣くことが少ないこと。

親が死んだら終わり。

あとは知らん。