冥府の悪鬼

冥府に繋いでおかねばならん悪党どもが結婚しているという事実を知ってしまうと、なんともいえない気持ちになる。別に嫉妬ではない。奴らに興味なんて全くないからな。精々、相手の人が可哀想にと思うくらいだ。いや、同じ穴の狢に同情はいらんか?

 

いつからか

人の幸福を願っていた。

いつからか、人の幸福を妬んでいた。

いつからか、人の不幸を願っていた。

いつからか、自分の幸福ばかりを望んでいた。

いつからか、蜘蛛の糸にすがりつく者たちを蹴落としてでも助かればいいと思っていた。

いつからか・・・。

ファンを辞める

「ファンを辞めることにしました」とかいう、この世で最もしょーもないフレーズの一つ。マジで聞きたくも見たくもない。

なにファンを辞めることにしましたって?俺にしてみれば、家族を辞めることにしましたってくらい意味不明。血の繋がりと同じレベルでしょファンてさ。落ち目な時こそ応援するのがファンじゃないんですか?ブームが去ったら終わりですか?自分の感性とズレたらしまいですか?その程度のもんですか?
 
熱が冷めるということはある。熱狂が一段落して、じんわりと静かな愛だけが残る。嫌いになるのとは違う。長年連れ添った夫婦が、お互い空気同然なのと一緒。もちろん、空気がないと生きられません。それくらいその人の傍にいることが当然なのです。ファンというのはそういうものでしょう。

偽者め。なにがファンを辞めるだ偽者め。

お前の今までの感情は偽りだ。

ファンを辞めるとか言ってる時点で、お前はファンでもなんでもなかったのだ。

金輪際、ファンなどと名乗るな。いつまでも「普通に好き」とか言っとけ。

アイドルが「結婚してグループを脱退した程度」でファンを辞める奴も最低レベル。その人の幸せなんてこれっぽっちも願ってないじゃんか。自分の感情だけじゃんか。バカなの?その人にはその人の人生があったし、その中にアイドルの時代があったし、この先の人生がある訳です。なんでそういうことが考えられないの?馬なの?鹿なの?アホウドリなの?

どーでもいい。

なんか、その程度の感覚だからすぐ離婚するんだろうなーって思う。

人を好きになる、作品を好きになるのって、かなり重いことだし、重くなくちゃいけないと思う。いや、「普通に好き」止まりの人は結構ですよ。その先の感情までいくなら、ね?俺はそう思うけど。

愚直とは思う。でもこういう生き方しか出来ねンだわ。

自分に嘘はつけねンだわ。自分にだけはつけねンだわ。

だって竹を割ったような性分でいたいもの。

竹からパッカーンと生まれたからには、曲がらず折れずパッカーンと生きて、パンパカパーンと逝くんだよ潔く。

自分が最後の一人になっても旗を振る。

月に残っても一人で振る。

だって好きになっちゃったんだもん。

明日、誰も知らず咲く花

また、君ん中の常識が揺らいでる。

常識ってなんだっけ?良識ってなんだっけ?なんだっけってなんだっけ?

知らなきゃ良かったって思うことばっかり。

知らなきゃ良かったって思う言葉ばっかり。

バカばっかり。威勢のいいハッタリ。

日々がっかり、心臓いつかパッタリ。

ぐっさりぐったり、喰ったり寝たり。

無為に過ぎるか人生よ。無駄に過ぎるか人生よ。無情に過ぎるか人生よ。

切った張ったの人間稼業。死んで花実が咲くものか。

咲きもせずに散ってなるものか。咲きもせずに泣いてなるものか。

先も知らずに。明日も知らずに。

知らず知らず、育っていたのに。

誰も知らず、育っていたのに。

初めて明日に咲く花を、君にだけは知ってほしい。

不仕合わせ

あつまれどうぶつの森や、夢をみる島の動画を見て、無性に泣きたくなるのは何でだろう。窮屈で息苦しい社会生活に辟易しているからかな。あーあ、開放的な空間で解放されてーや。

ああ、自由になりたい。でも自由って何だろう。何かを所有した時から、もう不自由になっている気がする。いつか失うかも。奪われたくない。もっと欲しい。欲望が欲望を呼ぶ。不安が不安を呼ぶ。心の渇き。精神の飢餓。

何もない状態になりたいが、それは産まれた時と死んだ時だけなんだよな。

生きているってのは、それだけで不自由なもんだ。不仕合わせなもんだ。

パーツが集まっていないパズルを延々とやらされる、賽の河原。

いつまでも仕合わせになることを夢見る、不治の病。

突然の駆け足

何か最近、色んなことが凄い勢いで進んでいくんだが、これどこまで続くんだ?そこに何が待ってんだ?正直この先の人生は全部おまけのボーナスステージだと思っているから、どーなったって構いやしないんだけどね。うん、別に。だから何っていう。

さぁ、どこへなりとも連れていけ。

この世の大海に漕ぎ出した日から、否もなく非もなく進むだけ。

色んな島に辿り着き、色んな人間を見てきた。そのたびに失望し、絶望し、まともな人間だけを切望した。

遠く立ち上る煙。火のない所に煙は立たない。どうやら次の島が見えてきた。

あと何度、こんなことを繰り返せばいいのだろう。

あといくつ泣けば、私は許されるのだろう。

進む。

進むしかない。

諦めない。

諦めることは出来ない。

オールを強く握り締める。

星に願いを。

月に祈りを。

どうか次の島には善良な人がいますようにと。

たまたま勝ってきたに過ぎない

だから人生なんて全部ぜんぶ全てすべて運なんだよな。

今日、死なずに済んだのは、たまたま死神の鎌を喰らわなかっただけ、白羽の矢が突き刺さらなかっただけ、裁きの雷が落ちなかっただけ。

勝ち組、負け組だぁ?明日は我が身、気がつきゃ死に組、あら黄泉国だっつの。

毎日まいにち、たまたま勝ってきた。

たまたま勝ってきたに過ぎないから、いつか詰まらない奴に斬られて死ぬ。

前だけ見てりゃ、後ろから斬られる。

何かを見るということは、それ以外の何かを見ることは出来ないということ。

五感を駆使しても、第六感さえ極限まで研ぎ澄ましても、後の先が間に合わないことばかり。

物事に、絶対なんてありゃぁしない。

人生に、絶対なんてありゃぁしない。

絶対に決まっていることは、人はいつか死ぬということだけ。

あなたも死ぬんですよ。

もちろん僕も死にます。

その時がいつ来るか。

明日か、明後日か、10年後か、50年後か、10分後か、50分後か、誰にもわかりゃしない。

神はいつでも、生きる命と死ぬ命を好き勝手に選ぶ。