自由。最初から自由？永久に自由になれない？宇宙という檻。輪廻という鎖。どこから来て、どこへ行く。流れる砂時計は止まらない。

告別式。親父が死んだことに、未だに実感はない。でも今日、骨になってしまった。人間だけが特別な存在に思えるけど、同じ生き物。死ねば最後は骨だ。親父が生きて来た証を、私は確かに見届けた。いつかまた。それまで、さよなら。

通夜。私は朝まで、線香の火を守っていた。線香の火が燃え尽きていく様は、人生そのものだと思った。長さは、誰もが違う。短きにせよ、長きにせよ、生まれた瞬間に火は灯される。そして、いつかは燃え尽きて灰に還っていく。精一杯の泣き声を上げながら、私…

親父が死んだ。

その日がいつか・・・誰にも解らない。何も無い場所に生まれ、何も無い場所に還っていく・・・。

飲み会へ行く。何だろうね、やっぱり飲み会に行こうとすること自体、前向きになってきた証拠なんだろうと思うのだ。色々なことを話す中で、欠席しようと思っていた同窓会にも出ることになった。この両手は、確かに誰かと繋がってる。両手と両手は繋がってい…

始まりました。新年！！またバイトで年越しか・・・。焦りが無いと言えば嘘になる。でも今、十年ぶりに充実してる。小学校が人生の第一次ピークで、それ以降は地獄だった。死にたい、消えたい、そんな風にしか思えなかった日々。過酷すぎる過去は、もう乗り…