2013-01-01から1年間の記事一覧

時は人を待たず

月日が経つのは早いもので、ついこの間に年末の総括をした気がする。もう1年が過ぎたのだと思うと、驚愕すら覚える有様だ。知らぬ間に始まって、人知れず終わっていく。どうやら人生とは、そういうものらしい。今から100年も経てば、自分を覚えている人間な…

因縁生起

多々あって、今に至る。到る過去あって、更に辿り着く今あり。

バツが悪いけど、マルく収まった

自分の常識は、他人の非常識。他人の常識は、自分の非常識。正解は、ない。正解だと思い込んでいるものだけがある。それでも私は、自分だけの正解にマルを付ける。誰にバツを食らおうが、知ったこっちゃない。君にとってのバツが、私にとってのマルだっただ…

沈めて静まれ、そして鎮まれ

怒りは碇のように、海深くに沈めておく。

勝手に風紀委員長

思考で雁字搦めになる人は、自分ルールが多いんだろう。こうでなければ成らない、こう在ってしかるべきだ、という自己基準の規則。風紀が乱れるって、よく言うけど。その風紀は誰が定義して、誰の定めたものが正しいんだって話。時代も国家も越えて、恒常的…

先読み、深読み、下衆の極み

どう思おうが勝手なのだが(私も好き勝手に書いてるし)ほんの僅かな情報を拾っただけで、あんたに何が解るんだと。人となりを勝手に解った気になって、好きに判断し決め付けて掛かる。まぁ、別にいいんだけどね。他人なんて知ったこっちゃないし、あんたら…

寒冷注意報

401号室の寒さが尋常じゃない。エアコンも調子が悪いし、今シーズンは使うのを止めた。

特別視

好きなものは、自分にとって特別になる。好きなものを非難されれば、自分が非難されたかのようにさえ感じられる。そのせいで、他人と揉めたりするほどだ。好きなものほど握り締めたくなるから、どこかで壊してしまいそうになる。そして手放してしまった時の…

良いもん、悪いもん、定義したもん、それって誰が決めたもん

愚者は優劣を決めて、学びの経験を選り好みするが。賢者はあらゆるものを受け入れ、全てのものから学ぶ。

消えないマジック

弱い観念が水性ペンで、強い観念が油性ペンだとした場合。弱い観念の方は指でこすっただけでも落ちてしまうような、脆弱なものだが。強い観念は、どうやったって落ちやしない。永久に落ちない訳ではないが、やはり簡単には落ちない。観念・信念・思い込みは…

不足克服ゲーム

無いものを得ようと思うから人生が始まる。不足を埋めようと動機が生まれ、行動に結び付く。無味乾燥なものに色付けをするというニュアンスにおいては、それで何も間違ってはいないのだが、不足の穴埋めにばかり躍起になると、自分の首を自分で絞め続けるこ…

内在する要素あってこそ

優しいと感じるのは、あなたが優しいから。 美しいと感じるのは、あなたが美しいから。 素敵だと感じるのは、あなたが素敵だから。

早々に白旗

小さな小さなコミュニティの中で勝利したって、結局は井の中の蛙。上には上がいて、限がない。いつかの流行歌を例に出すまでもなく、比較せず自己を高める方が建設的。競い合って誰よりも高く作ろうとしたバベルの塔は、無慈悲に崩れて終わるだけ。どこまで…

精神だけは牢獄に繋がれない

やってはいけないことはない。繰り返す、やってはいけないことはない。日本の法律で禁じられていることが、他国では平然と合法であったりする。当然、逆のパターンもある。つまりその法の下の規律とやらは、いつかどこかで誰かが決めたカビの生えたルールで…

中庸

「善」という思い込みがある。「悪」という思い込みがある。何かを善だと思うことにより、対立的な悪という概念が生まれる。いつ何時も、中庸で在ることは難しい。難しいが、真ん中に立っていることが最も苦しまずに済む。何も握り締めず、手の中はいつも空…

差分ファイル、削除

本来的に考えれば、全てのものに対する価値は等価である。絶世の美女も、路傍の小石も、寸分違わず同じ価値しかない。けれども人間はそこに差を見いだしてしまう。これじゃない、あれが欲しい、あれだけが欲しいと思い込み、際限のない 幻想ゲームに嵌まり込…

義憤

義のために憤るといえば聞こえはいいが。結局は、自分の固定観念に基づいて憤っているに過ぎない。自分の感覚だけは絶対的に正しいって、それこそ狂ってるしな。

最終警告

色々と遠回しに言っても解らないみたいだから、一言で表現してやる。調子に乗るな。

あんたの中ではそうかもしれないが、私の中ではそうでもない。そうでもない。いや、そうじゃない。そうじゃない。いや、絶対に違う。

籠の中の鳥

他人を籠の中に閉じ込めたいと思う者がいるならば。同時に、自分も籠の中に閉じ込められることを覚悟せねばならない。恣意的に相手の自由だけを封じて、自分は悠々と自由を謳歌できる訳がない。我儘な自我は籠を用意してしまうが、決して錠は下ろさないと誓…

幻想ゲーム

何も無い場所から始まった物語が、行き着く場所を求めて彷徨っている。どこにも辿り着かずとも、初めからこの場所が到達点だと知ればいい。追い求めれば追い求めるほど、幻想が肥大して五感を鈍らせる。纏わり付く幻想を打ち払い、馬鹿げたゲームを終わらせ…

Everything should be made as simple as possible, but not one bit simpler

全てを限りなく簡素化し、それ以上の簡略化はしない。

期待しない

要は、期待しなければいいだけのこと。自分が起こしたアクションの結果に対して、何の見返りも求めない。見返りを求めたくなるなら、初めから行動を起こさなければいい。他人が起こした波に、嬉々として乗っかればいい。他力本願に引け目を感じる人は、根が…

見果てぬ夢の果て、確かめて果てる

人が想像できることは、人はそれを実現できる・・・という思想が、あまりにも馬鹿げた綺麗事に過ぎないとしても。今日を乗り越え明日を歩む理由の、端くれ程度にはなってくれる。

夢、見始めました

お前の夢は、冷やし中華はじめましたと同じなんだよ。始める時だけ大々的にPRして、終わる時は地味にいつの間にか終わっている。

ええいままよ

自由とは何だ。私の好みは勝手に決まっているし、そこから逸脱は出来ない。少なくとも思考(嗜好)のベースは完全に決まっているってことだ。そのベースの上で、馬鹿みたいに踊らされているだけ。欲求は私が決めたことじゃない。あれが欲しい、これが要らな…

仕様です

異常があっても、仕様です。バグがあっても、仕様です。不具合があっても、仕様です。ふ ざ け る な

私は何なんだ

保健所で、一通りのことは終わった。一通りのことが終わって私に与えられた評価は、薬を飲むほどではない。薬を飲むほどではないとは、公的な私の評価は「病人ではない」ということだ。それじゃ、私は何なんだ。この絶望を、一体何が癒してくれる?なまじ重…

類推のたぐい

自分と他人を並べて見た時、きっと同じような経験はいくらでもあるだろう。けれども、それについて全く同じ感情を抱くことはない。それなのに、私たちは往々にして全く同じことを感じていると思い込んでいる。類推とは時に、途方もない齟齬や乖離を生むと知…

蟻には蟻の、人には人の、神には神の悩みがある

宇宙から見ればちっぽけに思える人間も、蟻から見れば巨人な訳で。全ては相対的な問題でしかない。壮大でダイナミックなものを前に、自分が酷く矮小な存在に感じる事もあるだろう。でも「僕らなんて、ちっぽけなもんさ」と思った所で、だから何なのさ。小さ…