誰を見ても、自分が来た道。
誰を見ても、自分が行く道。
誰を見ても、自分が来た道。
誰を見ても、自分が行く道。
短くない。決して短くない。
長い。あまりにも長い。
あれからどう生きてきたのか、よく解らなくなる。
自分が全く違う人間になってしまったように思える。
俺の魂はどこへ行きたいのか。
俺自身はどこで生きたいのか。
何も解らないまま、時だけが過ぎていく。
何も解らないまま、時だけが・・・。
どうも妙なところからアクセスしてるもんがおるようや。過去は闇の暖炉に全部放り込んだつもりだったんだがな。まぁ、読みたきゃ読めばいい。青空文庫みたいなもんだしなここは。誰にでも開かれている。誰にでも読む権利がある。それは平等だ、君にも。例え過去に、どんな因縁があったとしても。
今までの人生でいいことなんてただの一つもなかった。
その時はよくても、全て破滅への始まりに過ぎなかった。
もう無理だって何回言わせんだよ。
無理なモンは無理。人は出来ることしか出来ません
死ぬ気になったって、出来ないモンは出来ません。
もう限界。
寒々しく、そこにある。
誰に気遣われることもなく。
この夜の孤独を一手に引き受けたかのように。
寒々しく、ただそこに。
そこに確かにあるのに、誰にも気づかれない。
うっすら生きて、うっすら消えていく。
誰にも気づかれない。
昔楽しかったこと、子供のころ楽しかったことを今やれって言うんだけどさ、子供のころから人生楽しくなかったら、いったい何をやればいいのだろう。それとも新しい何かを見つけるべきなのだろうか。想えば人生の早朝の段階から俺の人生は暗雲が立ち込めていた。綺麗な朝焼けと共に生まれてきたはずなんだけどな。
よくまぁ、今日で世界が終わるとしたらそん時にやりたいことを今すぐ実際にやれみたいな話があるけれども、別にやりたいこと何も思いつかんのよな。
自分の中で快楽に直結することがあまりにも少ないんだろうな。趣味といえる趣味もないし、特別大事な人もいない。
あれもこれも別になくても困らない。代わりはいくらでもある。
人生の黄昏時に想うことは、今日の夕暮れとおんなじで。別にだから何って感じ。