2008-10-28から1日間の記事一覧

足元を掘れ。そこに泉あり

宮本輝の『にぎやかな天地』を読了。初めて読む作家の本なのに、初っ端から上下巻の長編を選んだのは些か冒険だった。はっきり言って、無駄な文章が多過ぎる。純文学に求めているのは情報ではなく、人の心の多様さ。結局、小説を読む行為ってのは絶えず設問…