Life is like a Melody

智代アフター総評。

某サイトではボコボコに叩かれてた本作。核地雷級の覚悟はしてたが・・・。

まぁ、事前の情報がマイナスに振り切れてた分、そこまで駄作とも思わなかった。

だいたい麻枝のシナリオは死人が出るので、今度は誰が犠牲にと思えば、まさか主人公が天に召されるとはな(汗

あのままハッピーエンドで終わっときゃ良いのに、あえて辛辣な後日談を描かなくても良いのでは?って意見は多い。

確かにあの部分は蛇足かもしれんが、あれはあれで悪くない気もする。奇跡が解決しない、徹底したリアリズム。クラナドに対する、アンチテーゼにもなってる。

あーかなり泣いた。やっぱ麻枝のシナリオは好きだ。

何よりギャグパートが毎回秀逸。とりあえず、語尾に『いや、それよりも腹が減った、飯が先だ』『君には難しすぎるかな?』をつけるネタは爆笑w

おまけRPGは、MOON.の頃に比べるとクオリティが段違いですな。ダメージ受けて「ひでぶ」とか早速吹いたぞ。本編の鬱とRPGの躁が、めっちゃ対照的。あのエンド後に、このノリだからなw

曲は本当に素晴らしい。曲に関しては、鍵ゲーの歴代トップかもしれん。

すべては、エンディング曲の“一人になっても歩くんだ、誰もいなくなってそれでも”の歌詞に集約されてる。

あ〜〜〜マジで後一作かよ、麻枝のゲーム。ほんと、夢をありがとね。