生を受けた瞬間から、死の予感は寄り添っている

太宰治の『新樹の言葉』を読了。

先月は久々にゲームにはまってたせいで、一冊も読みきれなかった(汗

最後にドラクエを十二分に堪能したので、一応ゲーム(PCのぞく)は卒業ってことで。PS2も家族兼用の形で居間に移動。

太宰の作品には、毎回救われる思い。人生の痛烈な辛酸を味わってきた人は、特に共感できると思う。

というか、通常の精神で順風満帆に人生を送っている人には理解できないかもな。「は?何これ?」みたいな。

しかし日本の文豪は自殺者が多いな。太宰、芥川、川端、三島・・・。

経験しなければ書けない事がある。そういった生と死のまばゆさみたいなものを、作品を通して追体験できるような気がする。

今の作家はロクな経験してないから、文章が貧弱なのかなどと思ったり。