何かの終わりは、いつだって何かの始まり

恩田陸の『夜のピクニック』を読了。

彼女の往年の作風とタイトルからして、何らかのギミックを仕込んで来るかと思ったら、割りと素直な青春小説に仕上がってたな。

しかし、学生時代の一コマみたいなのを書かすと上手いなぁ。ユーモアのセンスも良いし。

カマっぽい口調の奴って、よく出るような気が。どんだ(ry

ただ、言葉の誤用が多いんだよな。それが気になって気になって。

素人の私でさえ辞書は必需品なのに、プロの人は使わないのか?己の記憶のみを頼りに書いてるのか?

それは小説家だけでなく“言葉”を生業にする、全ての人に当てはまる。もっと慎重になろうぜ、慎重にさ。

世に氾濫する誤用には、いい加減にドタマにきてるので、そのうちにまとめて書く。