いつか変わって、いつか忘れて

弟の部屋が唯一エアコンがあって寝れる部屋なので、最近居座ってる。

元々この部屋に自分もいた訳で、何となく色々思い出す。天井の板が一枚はがれてる訳とか、あの落書きの意味とか。

12歳ぐらいん時に私は部屋を移ったので、ガキの頃の思い出ってのは全部この場所に置いてあるんだなぁと思った。今これ書きつつも昔のこと一つ思い出した。

人間というのは記憶を燃料にして生きてるって文章を最近読んだけど、そうなのかもしんない。

大半のことは忘れてしまってるけど、すべてのことは心に刻まれていて、そして今の自分を形成している。

あんなことがあったから、これくらいは大丈夫。こんなことがあったから、それくらいは大丈夫。

だから乗り越えられる。だから強くなれる。

いつかの記憶が、今の私を支えてる。