最初の一歩

月さんと、某ハンバーグ屋へ食事に行って来た。

また酷い。もう酷い。

普通の女の子だったら、途中で帰っちゃうレベル。

もう緊張しすぎて、ハンバーグの味なんて解んなかったよ。

何を話せばいいかで混乱して、度々頭が真っ白になった。

沈黙・・・。

沈黙・・・。

沈黙・・・。

私は、スロースターターなんです・・・言い訳にも成らんけど。

でも少しずつ、徐々に打ち解けていって・・・何となくだけど、後半はラフに話せてたような気がする。

帰りは、月さんの帰り道の方まで付き添いのつもりが・・・最終的には、自宅まで送り届ける形に。

帰りの時は、いい感じだった・・・いい感じだったよね!?

私はツッコミの時、よく頭を叩くんだけど。まだ、スキンシップは無理だわ。

手を握ってからじゃないと、体触れない(変な意味でじゃないぞ)

今度は水族館に行くのと、予定が合えば花火に行く約束もしてくれた。

今日の月さん、めっちゃ可愛かったわ。髪も、服も、靴も。

そして何より、君の笑顔が素敵だった。

・・・。

それに引き換え、何だ私の服は。

・・・色々、頭がゴチャゴチャしてきた。

もう、寝る。