この雨があがる頃に

降り続く雨が、すべての悲しみを洗い流してくれたらいい。

降り続く雨が、すべての汚れを洗い流してくれたらいい。

私に出来る事は、限られている。

私は私の手の届く範囲までしか、対応出来ない。

君の頬に触れられる場所に、私が存在する事を許されるなら。

どうか私と、人生の意味を分かち合って欲しい。

悲哀の滲む夜が、静かに終わりを告げ。

澄み渡る朝の始まりを、君と共に迎えたい。