観測している時にしか、そのものが存在していないと思えば。
今この瞬間にフォーカスしているものだけが、存在することを許されている。
それなら、見たいものだけ見ればいい。
フォーカスしなければ、初めから無いも同じ。
感情もまた同じで、あらゆる感情が転がっている中で、何を拾うか。
拾い上げたものに感化され続ければ、ずっとその感情から逃れられない。
その感情が不要だと思うのなら、放り投げてしまう。
視界から消えればフォーカスすることは出来ず、無いも同然。
今何を見たいのか?今何を感じたいのか?
今が全て。
過去を悔やんでも、未来を憂えても、それらは今に無いもの。
今に無いものを拾い上げていつまでも苦しんでいるのは、愚の極み。
それよりも、今感じられる楽しさや歓びに焦点を合わせた方が利口。
嫌だと思う何かと実際に対峙した時に、初めて不安が過ぎるのは致し方ないことだとしても・・・その瞬間がまさに訪れるまでは、お預けにして構わないだろう。
今と関係がない思考は、殆どの場合ただの無駄。
下手の考え休むに似たりって、昔の人も言ってますわ。
今に生きるとは、簡単なようで難しいけど。
これを実践し続けることが、真に価値ある人生の創造だろう。