笑いの話2

人を泣かせることより、人を笑わせることの方が遥かに難しい。

それにも関わらず所謂お笑いなどは特に、世間から高尚と思われている映画などに比べて軽んじられている。

全く許せないね。私は映画なんて大嫌いだからね。コメディは認めるけどね。

まぁ、エンタメ路線の映画は高尚でも何でもないけど、安っぽいお涙頂戴とか本気でイライラするんだよ。感動作で号泣間違いなしとか、うるせーんだよボケがっ。

他人の不幸をクローズアップして、困難を乗り越えるのが美しいとか勝手に美化しまくってんじゃねぇっての。

何度も言ってるけど、私はショーシャンクの空にとか大っ嫌いだから。

あのね、苦しいことは自分の人生だけで十分なの。

それを何で好き好んで他人の不幸(ましてやフィクション)まで感じなきゃならんのですか?それどころか、泣くことを強要されなきゃならんのですか?

いやまぁ、カタルシス効果ってのもあるし、全否定はしないけども。

でも大体「泣いて泣いて、スッキリした!」とか言ってる奴は、優しくて感受性の強い自分という存在に酔っているだけだけどね。

・・・ああ、軽く書くつもりが度を越えてしまった。反省、反省。

私が言いたかったことは最初にも書いた通り、「人を泣かせることより、人を笑わせることの方が遥かに難しい」ということ。

笑いというものは私が人生の中で最も拘っていること(文章を書くことよりも)なので、少しずつ気が向いた時に書いていこうと思っている。

後そうだ、別にお笑いが特に好きという訳ではなく、ユーモア全般が好きです。

ウィット、エスプリ、風刺、ブラック、ニヒル、人情、シュール、比喩、トンチ・・・etc

ジャンルに拘ることなく、面白さとは何かを追究しているし、これを突き詰めていけば、人間の幸福とは何なのかという深遠なテーマとなっていくと思うので、一筋縄な課題ではないと感じている。

二十歳の頃には、生涯に渡って追究するテーマだと決めていた。