因果の穴に、結果が嵌まり込む

居ても居なくてもいいのは、自分で決められることじゃないのかもな。

ダムが僅かな亀裂によって決壊を招くように、全ては微妙なバランスの元に成り立っていて、微々たる変化が大きな災害へと繋がっていくこともあるんだろう。

世界に生じた穴を、誰かが埋めている・・・そんなイメージ。

こういう話をすると形而上学的な色彩を帯びて、思考がトリップを起こす。

物理法則の背後にあるものを思索するのが形而上学だから、妙にぞわぞわする。

本当のことを知りたいと言う割には、解らないことにしか興味がない。