中庸であることが重要

何かを信じようと思うと、反対のでも信じられないという気持ちが起きる。

何かを信じられないと思うと、反対のでも信じたいという気持ちが起きる。

波が寄せて返すように、心は常に揺れ動く。

そうして定まらぬ故に、大きな間違いへと繋がる。

どちらかの方向にだけ心を傾けようとするから、同じだけ反発力が生じるのだ。

初めから、どこにも心を置くべきでない。

どこでもない場所に心があれば、ブレようもないし、迷うこともない。

そこまで精神を持っていくのは悟りと同義だが、目指すべき境地は他になし。