2014-09-23 虚空の城 「どうしたもんかねぇ・・・」って、年中言ってる。どこにも辿り着かない想いを抱えながら、ぽつねんと呟く。いつだって他人は解ってくれない。当然だ。解ってくれたら、それはもう他人じゃない。他人は別個。私とは違う個体。解ってあげる振りは出来るけどね、何となく。それでこっちも解って貰えた気になって、笑うんだ。そんな繰り返しなんだ。ああ、何と無益な。虚しさだけが、人知れず積もっていく。