今でもまだ氷でできた月の夢を見ることがある?

村上春樹の『女のいない男たち』を読了。

女のいない男たちと書いて、リア充爆発しろ!!って読むんですかね。

・・・とまぁ、冗談はともかく。

駅前のショッピングモールの開店と同日に発売したので、とっくの昔に読み終わっていたのだが、書くタイミングがなかった。

久々の短編集ということで、新鮮な感じで読ませて貰えました。

ぶっちゃけあんまり売れてないみたいだけど、前作が売れた割には期待はずれに思った層が多かったのかな。

まぁ、とにかく、ファッション感覚で読んでるにわかは消えてよね。

前作は3週間も読めなかったんだからさ!本当のファンに残して置けよ!

全作を読んでいる10年来のファンは、心底新作を待ち侘びているんだよ!

村上春樹の世界観は深すぎて、常人には理解不能なんだからさ。

私だって、何%まで理解できているのか心許ない。

こんな言い方もなんだけど、絶妙な痒い所に手が届く作家は、私の中では村上春樹しかいないから、やっぱりこの作家は特別なんだ。

他の凡百の作家では代替できない。

新作、楽しみにしてます。