この双六は、振り出しに戻れない

結局、縁のある奴とはまた会うんだよな。

この前、床屋に行く時、今は絶縁状態の奴とすれ違って、間違いなく目が合った。そんで「あ、こいつ・・・」と向こうも思ったはず。

その帰り道では、しばらく会っていない友人が原付で通りかかり、後ろから声をかけられた。少し話をしたら、今度改めて会うことになった。

しかも私は半年以上、床屋には行かなかったし、先週行った時は週一の定休日。

まぁ、これがどれくらいの確率なのかっていうのは・・・。

ほぼ私は運命論者なので、起こることが起きるんだし、それは決まっているのだから、人生は受け入れるしかないんだろうと思っている。

というか、そうとしか思えないことが人生には多すぎる。

まるで、振るサイコロの目さえ決まっている双六。

経験値を引き継いだまま振り出しに戻ってみたいものだが、それは無理らしい。