心の折れる音が聞こえる

ちょうどいい相手というのは、なかなかいないものだ。

大抵は、メーターが行きすぎていたり、行かなすぎたりで、ピッタリじゃない。

ちょうどいいというのは、ほとんど僥倖に近い。

要は、“まぐれ”だ。

だから、大多数の人間とは妥協と譲歩の繰り返しになる。

人間関係なんて、折れに折れて、そのうち心まで折れるやね。