百花繚乱なる可能性の種子

世の中に、無駄なことって本当はないんですよ。

逆に言えば、全てが無駄だから。

人間が産まれて生きて死ぬことなんて、だから何?って言われりゃそれまででしょ。

全てに等しく意味がない故に、全てに等しく意味を置くことも出来る。

プロ野球だって、サッカーだって、興味のない人から見れば、ボールを必死に追いかけましてバカじゃない?って思われるようなことを、本気でやっている訳だけど、それは需要があるから供給があって、金銭の発生する仕事になる。

世の中の大半は、興味のない人から見ればどうだっていいんです。

でも、興味のある人がちゃんといるから、全てのことに意味が生じる。

需要がある限り、職業に貴賤はない。そうでしょう?

あなたの仕事や趣味を、無慈悲に取り上げられたくはないだろう。だったら他人の仕事や趣味をバカにしてはいけない。必要のない愚かなものだと、軽んじてはいけない。

例え大多数からどう思われようとも・・・需要がある限り、あなたはそれを続けるべきだ。あくまで、断固として、死ぬまで胸を張って続けていくべきだ。

多様性の枝分かれを、どこかで止めてはいけない。全ては何もかも無限に発展していかなければならない。宇宙が始まって、地球の中で生命が多様なる進化を遂げてきたように、人間の可能性もまた広がり続けなければならない。

あなたがこの宇宙に一人しかいないように、あなたの行うことは全て唯一無二なのだ。どうかそのことを忘れずに、毎日を送って欲しい。

人生にバックアップは存在しない。

オリジナルである個々の人間は、どこまで行ってもオリジナルなのだ。

この宇宙に、二つとない花が咲く。

どんな苦境が待ち受けていたとしても、その種が蒔かれたことは必然だったのだ。