追い求めるほどに遠ざかる背中

何かを求めて手を伸ばすけど、伸ばせど伸ばせど相手はそのぶんだけ遠ざかっていき、この手はいつまで経っても何も届かない。何も掴めない。何も築けない。

孤独。孤独主義じゃない。これが本当の孤独。独りになりたいとか言ってみたいわ。孤独がどういうものだか知らんのだろうな。辛いのは一人じゃない、独りであることだ。独りなのに手を伸ばさずにはいられないことだ。