あるいは敗北者としての日常

負けてくれる人がいるから、勝てる人がいる。

イス取りゲームに座れなかった人がいるから、座れた人がいる。

知ってます、俺。自分が敗北者だってこと。この先もずっと負け続ける人生だってこと。

日常そのものなのです、敗北が。敗北者として生きることが日常。

人生の敗北者に、守るべきものなどなにもない。