ゲームの話101

久々にクラナドをプレイ。

ことみルート、死ぬほどつまんない。

昔はことみルート、面白い!泣ける!とか思っていたんだけどなぁ。

若いって怖ろしいね。老いって怖ろしいね。

いわゆる泣ける部分までまだ行けていないんだけど、その前段階でうんざりしちゃっている。

日常パートに関しては擁護できないレベルでつまんないでしょ。なんなのあれ。

君それでもプロなの?

ことみルートは涼元悠一というライターが書いているんだが、こいつがとんでもないお荷物で……スランプ(笑)により自分が担当すべき4人のキャラの内、書けたのがことみだけというとんでもない無能。ちなみにクラナドは制作が相当難航しまして開発に4年かかっているんですが、4年もの期間がありながら、書けたのがたったワンキャラ分だけ。悪いけど4年もあれば俺だってことみシナリオぐらい書けますよ。ふふん。

有紀寧がヒロインから格下げになったのが一番許せないわ。デザインが凄く好きだから。私服もみられなかったし、外のシーンもなかった。ラスト以外。何がスランプじゃ阿呆。

リーフに行ってからは企画・シナリオを担当するものの、これもまた何年かけても完成には至らず開発を断念。無能っぷりをこれでもかと発揮する始末。何も書かなくてもシナリオライターになれて給料がもらえるなら、俺も今日からシナリオライターになろうかな。

スランプといえば折戸伸治も酷くて、4年の間にボーカル曲が一曲も書けないという有り様。本来であれば当然オープニングの曲は折戸な訳ですけど、書けないっていうね。代わりに麻枝が書いたのに、地味だからという理由で社長にボツを食らってお蔵入り。結局、外注でメグメルがオープニング曲になった。クラナドはゲーム開始すぐに流れる訳ではなく、特別なタイミングで流れるので、全然メグメルが合っていない。どう考えても麻枝の曲がオープニング曲になるべきだった。これもまたクラナドの評価を一段階下げる要因になっている。

麻枝はたくさんシナリオを書き、樋上いたるはたくさん原画を描いた。この二人の功労者がいたからこそクラナドは無事に完成した。そしてクラナドが麻枝と樋上がタッグを組む最後の作品になってしまった……。

クラナドといえばアフターストーリーですが、意外と通常渚ルートが今やると面白かったです。

AIR観鈴もそうだけど、メインヒロインのシナリオが抜群にいいんだよな。

主人公とメインヒロインの相性がとにかくいい。これが本当に絶妙。

そしてテーマ曲が最高。こんなん泣くしかないだろ。

自分のシナリオを自分の曲で演出するという、麻枝最大の強み。

でもさ、麻枝は自分の表現したいことを通すために、毎回アフターストーリーみたいなこっからが本編ですよ!みたいなのを作る訳じゃん。AIRクラナドリトバス全部そう。それに関しては他のライターが可哀想だとは思うよね。俺のシナリオは本編のおまけに過ぎないのかって感じるわなそりゃ。

結局keyっていうブランドは麻枝がいたから成立していた訳で、麻枝が抜けちゃったらもう違うんだよね。リトバスでペンを折るとか言っていた割りには、アニメを3作も書いて何やってんの?って感じだけど。最近は小説も出したし。ゲーム開発から遠ざかるばかり。

すまんけどアニメは全然好きじゃない。CDはぜんぶ買っていますけど。

クラナドは麻枝以外のライターがちゃんとシナリオを書ける人たちだったら、もう一段上の高みに行けていたと思うんだけどなぁ。

いろいろもう一歩な作品だとは思う。

麻枝にまた大作を作って欲しいと思うけど、開発に戻ってくる気あんのかな。