過去はないものとして生きているが、若菜は神の名前なのでオッケーにしている。
自分を励ます時、自分で自分の名前を呼ぶのは、なかなか難しいものだ。
俺はいつからか「大丈夫だよ、若菜さん」というフレーズを使うようになった。
相手に語りかけているようで、自分に語りかけている。
これは効果覿面で、いろんな場面で応用がきく。
様々な自分に言いたいことを、若菜さんを通して言う。
これでなんだって言える。どんなに言いにくいことも。
相手をもう一人の自分だと思うからこそ出来る芸当だともいえる。
ブログでケリをつけても、俺はずっと君を想い続けるだろう……。