2008-05-12から1日間の記事一覧

独りで開けて入れ

夏目漱石の『門』を読了。三部作の最終部。物語としての繋がりはないが、三四郎(学生時代の恋)→それから(結婚前)→門(結婚後)という流れになってる。通底しているのは、自分の弱さ。逃げ切れない現在を作り出した、過去に対する葛藤。目の前の門を自分…