タイトルでヘミングウェイの小説を思い浮かべた人がいたなら、相当な読書通だと思う。今回の内容は、ヘミングウェイとは関係ないけどw
なんか、懐かしいモノが出てきた。おそらくは小3か4の時に学校で作った小説(と呼んで良いものか)が。
小学校だから自分で絵も描いて、手製で製本してあるんだよね。いやぁ、すごく懐かしい。書いたのもちゃんと覚えてる。
ちなみにタイトルが「のび太とすねおのたからさがし」
流石は小学生。漢字を「太」しか使ってないw
当時からドラえもんは、私のバイブルであった訳だ。もち今も。
内容はもちろん歳相応にアレなんだけど、とても現在は書けないような純粋なモンを書いてんだよネェ。
特に驚きとかを強調したい時に、文字がでかくなってたり、やたら筆圧を濃くしてあったりして、なんか妙に納得してしまう。
文章ってのはそれがどういう状況なのかは、読者が想像するしかない訳なのだが、あえてそれを筆者が文字の書き方によって示すというw今読むとそんな解釈も出来てしまうなぁ。
その本をきっかけに、昔のモノを色々と見たくなって、さっきまで物置を引っ掻き回してた。
何か出てきたよ色々。写真が多かったかな、幼稚園から小学校くらいまでのが。
いやぁ、その写真を手に取る瞬間までは、その時のことをすっかり忘れているんだけど、実際に見ると思い出すんだよね。やっぱ記憶ってのは引き出しのようになっていて、古い記憶も完全に忘れている訳じゃないんだよね。何かのきっかけで、奥にあるのがふっと目の前に飛び出してくる。
な訳で、今夜は過去の感傷に浸ってた。意味不明に鼻血も噴出すし。そんなに興奮してたんか私はw
昔には戻れない。今現在にも二度と戻れない。
過去の記憶というのは、現在を支える為にあるのだとつくづく思った。