過去と未来を問わず、反復の可能性がないこと

ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読了。

奇妙な一族に課せられた、数奇な運命を辿る百年の物語

家系図にネタバレが含まれてるとか勘弁して欲しい。あの一文は載せるべきでない!・・・って、詳しく書くとネタバレになる(汗

どうしようもなく長いなこの小説。

カラマーゾフの兄弟に比べたら可愛いもんだけど。

でも確かに面白かった。その辺の文学数冊分に値する力量かと。

孤独という、救いようのない渇き。

誰もが皆、一人きりで生まれて、一人きりで死んでいく。

でもだからこそ、生きている間は人と繋がっていたいと心から思う。