愚か者達への永遠なる賛歌

腹が立つけど、他人だから仕方ないな。あいつには、私の怒りが解らない。私にも、あいつの怒りは解らない。

想像することは出来るけどね。多分こうなんじゃないかと。でも想像の域を出ることはない。だって自分は自分であって、それ以外の誰かにはなれないから。

解る訳ないんだよ。他人を理解できた気になるなんて、思い上がりも甚だしい。

・・・で?・・・ふ〜。リセットボタンを押したくなるのは、私だけじゃないんだろうけどね。でもそれは負けを認めることだから。

何かをやらないよりかはマシ。そう言い聞かせてきた。自分が生きていることだって、生きていないよりかはマシだ。そう考えて生きてきた。

マシって、何と比較してマシなのか・・・考え始めると思考の海で溺れるから止めよ〜っと。

人の心を海に喩えるなら、波打ち際で遊んでるのが、一番疲れなくて無難で楽だ。

一番深い場所。深海まで手を触れたいと思う人が居るんだろうか。本当の私と解り合いたいと願う人が。

ずっと待っていやしないよ。こっちから行く。その深みに手を伸ばしたい。本当の心に触れてみたい。