その輝きを一人で専有する特権

夏目漱石の『明暗』を読了。

あまりの長さに、今年中に読み終えるのは無理かと思った(汗

しかも未完ですよ。曲に喩えるとBメロが終わって、ようやくサビが始まるという所で絶筆。

何ていいいところで終わってんだ。これからってところで。幾つもの伏線を残したまま・・・。

漱石の作品は失恋系の話が多いね。結婚してても、忘れられない女がいる話とかさ。

どうしようもない深さにある人の心。波打ち際で遊んどきますか?死ぬ覚悟で潜りますか?