伊坂幸太郎の『魔王』を読了。
まーなんつーか、“思想”がメインの話だよね。ファシズムとか全体主義とか。
それはいいんだが、小説としてはどうなんだろうな。
最終的に話が落ちてるのかも微妙だよなぁ。続編があるのだとしてもだ。
やろうとしてることは相変わらず面白いし、個人的に伊坂氏の評価は高いまんまだけど。
そんなこんなで、ようやく今年の一冊目が読み終わった。
元々物書きになりたかった人間なんで、自分ならこうするのにな・・・と思ってしまうのが多少自己嫌悪。
才能って何だろうな。誰が持つことを許されて、誰が持つことを許されないのか。