長い目で見て、もっと

別に怒ってなどいない。むしろ心は昔よりも平穏で、頗る落ち着いている。

どう考えてもチートだろ・・・と他人を羨んでも、自分自身は何一つ変わりはしないのだ。

何の為に他者が存在するか。それは自己を認識する為だろう。

相手からのレスポンスを通して、自分という存在を確かめる。

個々の能力に差異があるのは、それぞれの役割があるからだ。

私達は、同じことを決められた通りにしか出来ないロボットじゃない。

才が無いと思ったら、それは才のある奴に任せたらいいや。自分に出来ることを探そう。

長い目で見てみよう。物言わず立ち続ける、威風堂々たる大樹のように。