確かなことは、君が好きだということ

なぜ、私とあなたは違うのだろう?

私が私で、あなたがあなたで在る理由は何だろう?

宇宙の揺り籠の中で、偶然にも発生した命。

この広い広い、最果てすらも解らぬ宇宙の中でめぐりあうこと。

ああ、やっぱ神などいない方がよっぽど奇跡だ。ありえない確率なんだって!!凄いんだって!!

どっちにしても、今生きている私は奇跡。生きているだけで奇跡。

“奇跡だから美しい”って言葉はある意味ベタ過ぎるけど、本当にその通りだよ。

この言葉で、だいたいのことは許せそうな気がする・・・その日の気分にもよるけど。

広い世界の中で、いくつもの時代の中で、どうして出逢うの。

本当のことは解らない。ただ確かなことは、君が好きだということ。

あの子と付き合えたら、一生分の幸福量を使い切ってしまう気がする。

素晴らしいあなたよ、どうして私の手の届く場所にいてしまうの。

あの子の笑顔を一番近くで見ることを許されるのは、私ではないのでしょう?