流れに立ち向かうボートのように

スコット・フィッツジェラルドの『グレートギャツビー』を読了。

だから外国の文学は(ry

私が純文学に求めているものと、向こうのそれとは違うのかもしれない。

だいたい、向こうは純文学とエンタメの区分がないとも聞くしな。

面白いことは面白い。でも、私が読みたい文章が、全体の三割にも満たない。

んー。でもまぁ、たまには外国のを読むのもいいか。

恋。それは時に人を甘美で包み、時に人を狂わせる。

それでも人生は一度きりだ。

だから好きな人には「好き」だと伝えよう。それがきっと、一番後悔しない生き方。

“ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。それはあのとき我々の手からすり抜けていった。でもまだ大丈夫。明日はもっと速く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。‥‥そうすればある晴れた朝に‥‥だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも”

今までの人生がどうであれ、私達は先へ進むしかないんだ。

過去が津波のように押し寄せ、進行を阻んでも。

進め!進め!この大海を行くぞ!!