あの地震があってから、色々なことが変わっていってる。
被災地じゃない東京だって、計画停電で混乱したり。
店に行けば、食料品や飲料水が品薄で。
あれが無い、これが無い。
24時間のうちの店も、22時で閉店することになった。
という訳で、普段は行かない、というか行けない、バイトの飲み会に途中参加することになり。
久々にアルコールを飲んで、カラオケで騒いだ。
どれだけ喚いて、叫んで、自分を解放しても。
何故か、心は。
不思議なくらいに、ひんやりと冷めていて。
私の居場所は、結局この世界の何処にも無いような気がして。
切なくて、悲しくて。
アルコールのせいか、疲れのせいか、休日の今日は一日中眠り続けた。
目が覚めて、現実がただ当たり前のようにそこにはあって。
テレビをつければ、被災地の現実が同じようにそこにもあって。
どうしようもない遣る瀬無さが、私を包んだ。